ピル服用期間はタバコやお酒はNG?やってはいけないことリスト

ピル

ピルを服用していく場合、生活でいくつか気を付けなければならないポイントがあります。

近年のピルは、比較的安心して服用できるお薬の1つでもあります。

そこで、安心して安全に利用していくためにも、ピル服用期間中に気を付けなければならない事柄を詳しくまとめてみました。

ピルを服用中にやってはいけない4つのこと

ピル自体は安心して利用できる薬ですが、服用期間中には注意しなけれればならない点もいくつかあります。

①飲み忘れないこと

基本的に、ピルの服用は「毎日1錠飲む」ということがルールです。

可能であれば同じ時間に飲むことが望ましいので、毎朝決まった時間に起きる人であれば、朝に飲むように習慣づければ飲み忘れしにくいと思います。

飲み方はピルによって異なりますが、毎日1錠ずつ、だいたい21~28日続けて飲みます。

その後、ホルモンが一切入っていないお薬を飲むか、ピルの服用を1週間休むことで、その期間に生理がくるという仕組みです。

毎日飲むことを習慣づけたいという人は、ホルモン剤の入っていない薬を飲むことで生理を起こしますし、お薬の服用がない期間が1週間でも欲しいと考える人は、1週間の休息を入れるようにすれば良いと思います。

飲み方についてはピルの種類によって異なるので、お医者さんと相談して自分の希望も伝えてみましょう。

ピルは飲み続けることで効果を発揮するため、例えば避妊目的で利用している場合は特に飲み忘れないように気を付けなければなりません。

②タバコは吸わないこと

ピルの副作用の1つとして「血栓症になるリスクが高まる」ということが挙げられます。

血栓症とは

血栓症とは血液中にさまざまな原因によって形成された血栓が血管を閉塞し、末梢の循環不全による臓器障害を引き起こすもしくは、形成された血栓が血流によって流されて、形成部位とは別の部位において血管を閉塞することにより、臓器障害を引き起こす病気のことを言います。

引用:クリニックフォアグループ【内科・アレルギー科・皮膚科】

ピルを服用していて血栓症になるリスクは、1万人に1人という確率なのでかなり稀な例ではあると思いますが、たばこを吸うことでそのリスクが高くなります。

ピルの服用期間中は喫煙するのはやめましょう。

③飲み合わせの悪いサプリを飲まないこと

ピルと飲み合わせの悪いサプリメントがいくつか存在します。

以下のサプリメントを飲んでいる人は、ピルを飲むときの併用については医師に相談してください。

セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)

「セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)」は抗うつ作用などを持つハーブで精神安定系サプリに含まれていることがあり、欧米ではうつ病の治療などに使われます。

セントジョーンズワートは、ピルの避妊効果を下げてしまうため飲み合わせはNGです。

稀にダイエット系のお茶にも含まれていることがありますので注意が必要です。

プラセンタ

プラセンタには、しみ予防や保湿効果が期待でき美容目的でプラセンタのサプリメントを服用している女性もいるかもしれません。

プラセンタには女性ホルモンを活性化し調整する作用があり、ピルの作用を減弱させる可能性があります。

特に、医療機関で処方されるプラセンタには、女性ホルモンを活性化する作用が強いので、ピルとの併用は避けておいたほうが無難といえます。

大豆イソフラボン

イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」と構造が似ており、類似の作用を発揮します。肌の新陳代謝を促進したり髪にツヤを与えたり、更には更年期障害にも効果が期待されています。

しかし、構造が似ていることもあり、過剰摂取するとピルの効果薄れてしまう恐れがあります。

万全の状態でピルを服用することを考えると、併用して服用するのはお勧めできません。

④併用する薬がある場合は注意すること

持病で、普段から医者に処方された薬を服用している人もいるかもしれません。

その中には以下のようにピルと一緒に飲むことで効果に悪影響が及ぶ薬がありますので、服用前に医師に確認する必要があります。

ピルの効果を減弱させる可能性がある薬の例

  • 抗生物質(テトラサイクリン系・ペニシリン系) 例:リファンピシン等
  • 抗てんかん薬(バルビツール酸系・ヒダントイン系) 例:フェノバルビタール等
  • 精神刺激薬(モダフィニル) 例:モディオダール等
  • 抗結核薬(リファンピシン、、リファブチン) 例:ミコブティン等
  • 抗HIV薬(非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬、HIVプロテアーゼ阻害薬) 例:ノービア、インビラーゼ等
  • 催眠、鎮痛薬(バルビタール系) 例:プリミドン等

ピルの効果を増強させる可能性がある薬の例

  • 解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)※市販薬にもあるので注意
  • 抗真菌薬(フルコナゾール・ボリコナゾール)

ピルの種類によっては効果が低下する薬の例

  • 高血圧の薬:イスメリン等
  • 糖尿病の薬:ヘキストラスチノン、ノボラビット、アマリール、グリコラン
  • てんかんの薬:オスポロット、ラクタミール
  • 子宮内膜症の治療薬:スプレキュア
  • 解熱鎮痛薬アセトアミノフェン
  • 鎮痛薬のモルヒネ

ピルの種類によっては効果が増加する薬の例

  • ステロイド剤:プレドニゾロン、プレドニン
  • 三環系抗うつ剤:トルラニール
  • パーキンソン病治療薬:エフピー
  • 免疫抑制剤:サンディミュン、ネオーラル
  • 喘息の薬:テオドール
  • 胃炎・胃潰瘍の薬:オメプラール、オメプラゾン

ピルを安全に服用するためには

先に言っておくと、ピル自体はそんなに不安視するお薬ではありません。

ピルは世界でも1億人もの女性が服用していて、近年のピルは精度も上がっていることから将来の心配もほぼありません。

基本的に、お酒もピルの服用に直接影響はないと言われていますので、普段通りの生活で1番気を付けなければいけないのは「喫煙」くらいかな、というのが個人的な見解です。

これはピルに限らずですが、飲み合わせの悪い薬やサプリメントは存在しますので、その点だけ注意してくださいね。

持病を持っている人にとっては、現在服用している薬を中止することで支障が出ることもありますので、どちらを優先的に服用しなければいけないかは、必ず医師と相談する必要があります。

また、ピルの服用期間中は定期的に検診を受けることをお勧めします。

最初は1か月後、服用していても特に体調に変化がなければ3か月、半年と期間をあけても問題ないかと思います。

コロナの影響もあり、オンラインでの診察や処方も簡単にできますが、1年に1回はがん検診を受けたり、内診を受けるなど、自分の体の管理ができればピルの服用はちっとも怖くありませんので、ぜひ利用してみてくださいね。

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