1ヶ月にかかるピルの費用は?保険適用される?

ピル

ピルを服用してみたい…。だけど1か月にどのくらいの費用がかかるものなのか気になりますよね。

実はピルの使用目的や種類によっても差があるんです。

そこで、ピルの目的や種類、それぞれの費用についてご紹介していきます。

1ヶ月にかかるピルの費用はどのくらい?

アフターピルにかかる費用

アフターピルは、性行為をした後に飲む緊急避妊薬のことです。

性行為から72時間以内に1錠を服用することで、約95%以上の確率で妊娠を防ぐことができます。

1ヶ月分の費用はおそよ5,000円~10,000円程度となり、一般的に毎日服用する低用量ピルと比較すると高額になります。

低用量ピルにかかる費用

低用量ピルはアフターピルとは違い毎日服用するピルです。

避妊や生理によるニキビの改善、月経困難症などの治療に使用されます。

低用量ピルの平均的な金額は1シート(1ヶ月分)約2,000円~3,000円になります。

ピルの費用に関する豆知識

ピルの値段や診察費はクリニックによって多少異なりますので、同じ薬にも関わらず、「病院を変えたら値段も変わった」ということも少なくありません。

また、ピルは高いと思う人もいるかもしれませんが、ピルの取り扱いが始まった1999年代は処方までにたくさんの検査を自費で行わなければならなかったために、何万円という高額な費用がピル以外に必要となっていました。

それが現在はほとんど不要となり、必要な人に必要な検査を行うのみとなったため、以前に比べれば本当に低額で使用できるようになったのです。

ピルの処方で保険適用されるケース

ピルの中には、保険適用されるピルもあります。

ピルを使う用途が「月経困難症」や「子宮内膜症」などの治療を目的としている場合は保険が適用されます

  • ルナベル
  • ヤーズ
  • ヤーズフレックス
  • ジェミーナ
  • フリウェル

こちらの5種類のピルは、使用目的が主に「月経困難症」の治療に使われるため、保険が適用されます。また「更年期障害」の治療が目的の場合も保険適用されるケースがあります。

保険が適用されても、だいたい1シート(1ヶ月分)1,500円~2,000円前後の費用がかかり、それと別に検査費用がかかります。

また、ピルを使う用途が「避妊」や「肌荒れ改善」といった場合には自由診療となり保険が適用されません

  • マーベロン
  • ファボワール
  • アンジュ
  • トリキュラー
  • ラベルフィーユ

これらの商品は、基本的には「避妊目的」に使用されるため、保険適用外の商品となります。

保険の適用は平成22年頃から可能になりましたので、割と近年の話と言えます。

これからどんどん手頃な値段でピルを利用できるようになっていくといいですね。

ピルを比較的安値で購入したい!

近年、低用量ピル「ルナベルLD」のジェネリックが発売になりました。

「フリウェル」という商品で、効果としては以下があります。

  • 月経困難症治療
  • 子宮内膜症治療
  • 過多月経の改善
  • PMSの改善

クリニックによって値段は異なりますが、1シート約1,200円なので、ルナベルの約半分の値段で購入することができます。

副作用についても、ルナベルなどと変わらないという報告があります。

基本的に「ルナベル」というのは、月経困難症の場合に処方され保険適用となる商品で、避妊目的では使用できません。

そのため、 ジェネリック医薬品の「フリウェル」についても避妊目的で使用することはできません。

また、ピルは現在の日本において市販での販売はありません。

ピルは医薬品であり医療機関でないと処方してもらえないのです。

海外では医師の処方なしに薬局で購入できる国もあるようですが、日本ではまだまだそこまで手軽に購入することはできません。

数字で見てみると、19カ国でカウンター越しに売買され、76カ国で薬剤師を介して買えるというデータがあります。

引用:International Consortium for Emergency Contraception

例えば、タイでは、低用量ピルが100円~1,500円程度、アフターピルは150~300円程度で手に入ります。

しかし、ピルが怖くない薬だというのは、日本ではきちんと安全面を考慮して承認している種類だけ取り扱っていることに加え、定期的に検診をうけて重大な副作用にも対応できるようにしている、という点を満たしているからだと言えます。

実は、ピルの処方には内診や検査は必須となっていません。

新型コロナウィルスの影響もあり、チャット型のオンライン診断も普及しつつありますので、インターネットでの購入も可能になりましたが、ちゃんと医療機関が行っている、ビデオ通話などで映像を通じて診察をしてくれるところを選ぶようにしてください。

ピルの個人の海外輸入サイトでの購入はやめよう

ピルは医薬品であり、医師の処方が必ず必要なため、個人サイトでの販売は薬事法違反になります

「安い」という理由だけで購入すると副作用による健康被害だけではなく、中身が偽物(お菓子など)の場合もありますので、「避妊目的で服用していたのに妊娠してしまった!」なんてことも考えられます。

海外のピルは日本の医薬品医療機器等法に基づく安全性や有効性が確認されていませんので、個人輸入サイトで購入したピルを服用していたら、血栓症の疑いで体調が悪くなってしまった例もあります。

オンラインサイトでも病院が運営しており、きちんと問診を受けての処方であれば問題ありませんが、個人間で取引するような購入は絶対にやめておきましょう

過去には以下のような事件もありました。

フリマアプリを決済手段に悪用して無許可で緊急避妊薬(アフターピル)を販売したとして、警視庁は、仙台市太白区の無職の男(46)を医薬品医療機器法違反(無許可販売)の疑いで逮捕し、1日発表した。容疑を認め、「お金目的だが人助けという考えも多少はあった」と話しているという。

引用:朝日新聞デジタル

このように、意外と手軽に購入できてしまうケースもあり、服用して健康被害などが出てしまってからでは取り返しがつかない場合もありますので、安いからといって飛びつくのは止めましょう。

また、友人が服用しているからと言ってそのピルをもらうということもやめましょう。

ピルにはいくつも種類があり、その使用用途によって処方が変わってきます。

そのため、必ず医師の診察をうけて処方してもらうようにしてください。

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