生理ナプキンを交換する時に「音」って気になりませんか?
- ショーツからナプキンをはがすときの音
- ナプキンを開封する時の音
- ナプキンを処分するときに出るガサガサという音
女性用トイレだし、使用するのは女性ばかりだから生理になるのは当然で、ナプキンを使用するのも当然だから恥ずかしくないのでは?という意見もあるかもしれません。
ですが、日本の風習と言ってもいいのかもしれませんが、生理だとあまりバレたくないし、どうしても音が気になってしまうという女性の声を多く聞きます。
このページでは、そんなナプキンの交換時に気になる音問題の解決策をご紹介していきます。
生理ナプキンの音がしないようにする方法(王道編)|変える音を解消
ナプキンを使用する時の音について解消する3つの方法を紹介します。
私自身実際に試してみて効果があった方法なので、どうしても音が気になる人は試してみてください。
外装が不織布のナプキンを使用する
ナプキンの個包装を開封する時に「ペリッ」「ベリベリ」「びりびり」「ガサガサ」といった音がトイレに響き渡るときがありますよね。
最近は個包装が不織布でできているものがあり、開封時の音がかなり軽減されています。
ナプキンの包装にも「開封時に音がしない」と謳っているものもあり、昔に比べるとかなり音は小さくなったのではないかと思います。
開封時の音が気になる人は、是非外装が不織布のナプキンを使用してみてください。
包装が不織布のナプキンでも多少音がなってしまいますが、ゆっくり開けばさらに音は軽減できますよ。
両端を一気に開封するのではなく、片側からゆっくり開封するのもポイントの1つです。
トイレの流れる音ボタンを押す
最近のトイレにはトイレの流れる音がでるトイレ用擬音装置が備え付けられているところも多いです。
ナプキンを開封するのと同時にトイレの流水音が流れるボタンを押せば、開封時の音は外部に聞こえにくくなります。
デメリットとしては、開封時、交換時、排せつ時と3回は流水音を使うことになるので、何度も流していると「何をしているんだろう・・・」と思われてしまう可能性もあります。
それでも、ナプキン交換の音が聞こえてしまうよりはマシかと思いますので、こちらも活用してみてください。
布ナプキンを使用する
布ナプキンであれば、開封時のガサガサやショートから取り外す際のシールがはがれる独特な音がしないので、音を出したくないのであれば布ナプキンは有効です。
布ナプキンは、紙ナプキンのように羽がついており、それをボタンで留めることで固定します。
そのため、交換時には「パチン」といったボタンを取ったりつけたりする程度の音しかしません。
また、布ナプキンは布製ということもあり通気性に優れていますから、蒸れたりすることも少ないですし、まず臭いが軽減できるというメリットもあります。
紙ナプキンを使用していて、どうしても臭いが気になっていた人も布ナプキンを使用するようになって、臭いが劇的に改善されたという声もあります。
また、布ナプキンで腹部を温めることによる保温効果も期待でき、冷えを改善により月経の痛みを抑えられるケースもあります。
一方、布ナプキンのデメリットとしては、やはり毎回洗濯しなければならない手間と、紙ナプキンのように捨てられず、外出先ではビニール袋やジップロックなどに入れて持ち帰らなければいけない点です。
また、洗濯後もなかなか乾きにくいので、紙ナプキンのように大量ストックはいらないにしても、布ナプキンでもある程度のストックは必要になります。
メリット・デメリットがそれぞれある布ナプキンですが、音が出ない点に関しては優れた生理用品であることは間違いないため、どうしても音が気になる場合は検討してみるのもおすすめです。
生理ナプキンの音がしないようにする方法(裏技編)|はがす音を無くす?
これまでご紹介してきた方法は割と王道なものになります。
そのため、この裏技を使うことでさらに音が軽減できると思いますので、どうしても交換時の音が気になる人は試してみてください。
先に個包装を開封しておく
自宅で、すでに個包装を開封して最後のテープだけで固定した状態で持ち歩くようにします。
そうすると、開封時はテープ止めされているだけなので、いつものビリビリといったビニールを開封する音を防ぐことができます。
ただし、ナプキンは清潔が命ですから、個包装を開封してしまうことによって、ごみやホコリが入りやすくなります。
開封したナプキンは衛生面を考慮してジップロックに入れるなど、ごみやホコリが入り込まないように注意する必要があります。
生理用吸水ショーツを使う
生理用吸水ショーツとは、生理用ナプキンを使用せず、ショーツ自体に吸収機能がついているというものです。
ショーツ自体に吸収シートがついており、ナプキンを使用しなくても経血を吸収してくれるというアイテムが近年いろいろなメーカーから発売されています。
商品の中には、ショーツ1枚でナプキン数枚分の吸収力があるものもや、タンポン約12本分(120mL)もの水分を吸収してくれるなんていう商品もあり、1日中交換不要と謳っているものも多くあります。
これであれば、そもそもナプキンを交換するという概念がなくなるので、気になる音の問題も解消できるのではないでしょうか。
生理用吸収ショーツは、ナプキンやタンポンを使用しないので、ゴミがでないことから災害時にも使えるとして近年注目を浴びています。
1日中交換しないなんて、紙ナプキンを使用している人からすると考えられないかもしれませんが、通気性にも優れているので蒸れにくく、抗菌作用もあるため臭いもそこまで気にならないそうです。
ナプキンをつけているときのゴワゴワ感もなければ、交換時の音を気にする必要もないので、生理期間を快適に過ごせる画期的なアイテムですよね。
海外では特に人気があり、使用している女性も多いです。
ただし、経血が多い2日目などは生理用吸収ショーツ1枚では、どうしても吸収されないということもあり、そのときだけはナプキンとの併用が必要かもしれません。
また、使用後は都度洗濯をしなければならないというデメリットもあるようです。
音のでにくいショーツやナプキンを選択
実は、ナプキンを剥がすときが1番豪快な音がします。
このナプキンのテープは使用中にずれない役割をしているので、必要な存在なんですよね。
どうにか音を出さずに交換できないか、という考え方の逆の発想で、音が出ない商品に着目してみてはどうでしょうか。
生理用ショーツには防水になっている部分があり、その面とナプキンを固定するのですが、防水部分の生地によっては音が和らぐ素材のものもあります。
中にはナプキンのシール部分の粘着が弱く、剥がすときにさほど音が気にならない商品もあります。
どうしてもナプキン交換時の音が気になる人は、いろいろなショーツやナプキンの商品を試してみるのも良いと思います。
はがす音をなくしたい場合は二重で使う方法も
あまり積極的におすすめはできませんが、ナプキンをはがす音を絶対に防ぎたい場合は二重にナプキンを貼るという方法があります。
すでに貼ってあるナプキンの上から新しいものを貼り付けるという方法ですので、当然はがす音は出ません。
しかし、経血の吸収量によっては二重に貼るのは危険な場合もありますし、衛生的も推奨できるものではないので、あくまで緊急時のみに実施するのが良いでしょう。
その他:どうしても音を出したくない場面では
こちらも積極的におすすめはできませんが、どうしても音を出したくない場面ではあえてナプキン交換しない、使わないという手もあります。
具体的にはトイレットペーパーやハンカチ・タオルなどで代用する方法であり、ナプキンを忘れたときなどにも応用できる方法で以下の記事でまとめています。
ナプキンを忘れた場合の応急処置や代用できるものは|緊急時の対処法
こちらもあくまで応急処置的な方法となり、日常的に使うものではない点に注意してください。
生理ナプキンの音は本来気にする必要はない
女性であれば誰しもが生理を経験しますし、多くの場合が女性用と男性用でトイレが分かれています。
トイレを使用していて音が聞かれてしまって恥ずかしい気持ちもわかりますが、基本的にはみんな同じ女性で、みんなが経験していることでもあり、気にする必要はないのです。
気を遣ってあれこれしているくらいなら、いっそひと思いにビリ!ガサ!ポイ!と勢いよく片づけてしまったほうが短時間で済みますのでかえって気にならないという考え方もあります。
それが正論だとわかっていはいても、なかなか難しいのが日本人ですよね。
ちょっとした対策で少しでも音が漏れないのであれば、それにこしたことはありませんので、どうしても気になる人はいろいろな対策をしてナプキンの音問題に打ち勝ってください。
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