月経カップの使い方や入れ方|入らない時の付け方や対処法なども

今回は基本的な月経カップの使い方について確認していきます。

特に月経カップの付け方や入れ方、うまく入らないときの対処法などについて参考にしてみてください。

目次

月経カップの基本的な使い方

月経カップは膣内に挿入して経血を溜め、生理期間中を快適にするための生理用品です。

月経カップの基本的な使い方は以下のようになります。

①月経カップを挿入しやすい形に折る
②膣内に挿入する
③数時間ごとにカップを取り出して中の経血を捨てる
④トイレットペーパーで拭いたり水で洗浄した後再度使用できる

基本的には上記のような使い方となります。

連続して挿入できる時間はメーカによって異なりますが、長くても8〜12時間程度となります。

時間を守って経血を捨てれば昼・夜ともに着用できます。

このほかに、定期的に煮沸などの消毒をすることも推奨されています。

煮沸は鍋を使って行う方法の他、電子レンジを使うことでも可能です。月経カップの消毒や煮沸の方法については以下の記事でもまとめているので参考にしてください。

月経カップの消毒と洗い方|煮沸の方法や臭い取りについても

月経カップの付け方・入れ方|入れる位置は?

月経カップの詳細な付け方・入れ方は以下のとおりです。

①中腰などのカップを入れやすい姿勢を取る
②必要に応じてカップを濡らしたり、潤滑剤を使う
③入れやすい折り方でカップを折る
④膣口から挿入し押し込めるとこまで入れる
⑤軽く押し引きしたり、軽く回転させたりしてカップを開く
⑥持ち手のステム部分が出てない点を確認

月経カップの付け方はおおむね上記のようになります。細かい部分では違いもあるため必ず製品の説明書も確認しましょう。

月経カップの入れる位置|適正な位置は?

なお、月経カップを入れる位置は思っているよりも奥側であることが多いです。

子宮口に近い感覚が鈍い位置が適正な位置であるため、違和感や異物感が高い場合は位置が浅い可能性が高いです。

また、通常の月経カップは持ち手のステム部分が外に出ないような設計となるため、ステムが外に出ている場合も位置が浅い可能性が高いと言えます。

適切な位置でないと月経カップが下がってきたり、経血が漏れる原因となります。

実際の月経カップ利用者のアンケートにおいても、月経カップで漏れる原因として位置の問題が大きな割合を占める結果となっています(関連記事:月経カップで漏れる原因は?位置が浅い可能性や下がってくるのを防ぐには)。

慣れないうちは奥まで入れるのを躊躇いがちですが、無理のない範囲で位置を試しつつ自分の適切な位置を把握するようにしましょう。

月経カップの入れやすいと思う折り方ランキング

月経カップの経験者67人に対して「スムーズに中に入れやすいと思う折り方を教えてください」というアンケートの結果は以下のとおりです。(2022年1月クラウドソーシングにて実施のアンケート調査結果)

1位:Cフォールド(得票率:47.8%)

Cフォールドは月経カップの折り方の中でも最も一般的なものの一つです。

シンプルな折り方であり、膣内で引っ掛かるようなことも少ないためスムーズに入れやすい折り方の人です。

ただし挿入時の先端部分はやや嵩があるため、太いと感じる場合は他の折り方を試してみましょう。

2位:パンチダウン(得票率:17.9%)

パンチダウンもよく知られている折り方であり、月経カップの製品の説明書でも推奨されることが多い折り方の一つです。

挿入時の先端部部が比較的細くなるため、Cフォールだと太いと感じる場合などでもおすすめです。

3位:三角折り(得票率:13.4%)

Cフォールドやパンチダウンほどメジャーではない折り方ですが、三角折りも人気が高い結果となりました。

折った後の見た目が三角形となり、角度を変えるとアフファベットの「I」の字にも見えるため、Iフォールドと呼ばれることもあります。

挿入時の先端部分かなり細くなるため、他の折り方で入れにくいと思った場合などは試してみましょう

月経カップが入らない時の対処法

月経カップを入れやすくするためには、折り方を工夫する以外にもいくつか対処法があります。

月経カップの利用者に「折り方以外で中に入れやすくするコツを教えてください。」という質問をしたアンケート結果について、代表的な回答をピックアップしましたのでこちらも参考にしてください。

姿勢を変えて試す

・ 足を大きく開くと中にスムーズに入るようになると思います。(北海道・20代・女性)

・ 最初は入れづらいのでお風呂場でしゃがんで入れると入れやすいです(北海道・30代・女性)

・ 腰幅ぐらいに足を開く。足を上げれるなら片足上げて入れる。(愛知県・30代・女性)

月経カップが上手く入らないときの対処法として最初に試したいのが入れる時の姿勢や体勢を変えることです。

足を大きく開く、中腰になる、片足をあげる、などは入れやすさが大きく変わることがあるのでますは試したい方法です。

水で濡らしたり潤滑剤を使う

・ 挿入前にカップを水か潤滑剤で濡らす(神奈川県・20代・女性)

・ カップを水でぬらして滑りやすくすること(神奈川県・20代・女性)

・ 少量ローションを塗ると入りやすくなります。(東京都・20代・女性)

水を濡らしたり潤滑剤を使うことも定番の方法です。

外出先で入れ直す場合などは水のペットボトルを持ち歩いたりするのも便利です。

入れる方向や角度に注意する

・ 力を抜いて背中側に向かって押し込むようにする(岡山県・30代・女性)

・ 向きを工夫する。角度を変える。(北海道・30代・女性)

・ 真っ直ぐ入れるのではなく少し回転させながら入れる(愛知県・20代・女性)

カップを入れる方向や角度にも注意が必要です。

月経カップの適正な位置は自分が思っているよりも深いケースも多く、少しずつ角度を変えたり、場合によっては少し回転させると入れやすくなることもあります。

深呼吸をする、リラックスして力を抜く

・ 深呼吸をして身体の力を抜いてから入れる。(神奈川県・30代・女性)

・ 力を変に入れすぎずに、出来るだけ自然体でするといいです。(兵庫県・20代・女性)

・ 息を吐きながらリラックスして行う。(長野県・20代・女性)

深呼吸をして力を抜く、リラックスすることも重要です。

力が入るとどうしても入れにくくなるため、リラックスできる方法などを自分の中で整理しておきましょう。

躊躇せずに入れる

・ 躊躇せずに素早く思いっきり中に入れる(熊本県・30代・女性)

・ 躊躇せず、さっと奥まで押し込むとフィットしやすい(神奈川県・30代・女性)

・ 痛そうだからとゆっくりやるとうまく入らないので中腰でさっと入れるのがおすすめです。(東京都・20代・女性)

躊躇せずに一気に入れるという対処法をあげる人も複数いました。

ゆっくりやると痛みが出たり上手く入らないケースもあるため、躊躇わずに入れるという方法も場合によっては試しても良いでしょう。

小さいサイズ柔らかいカップを買う

・ 小さいサイズにしてみる、柔らかいカップを選ぶ(三重県・30代・女性)

・ 月経カップのシリコンが柔らかいものを選ぶのがいいと思います。又、サイズも定形で決まっているものから試してサイズの変更も選択に入れるといいです。(大阪府・30代・女性)

月経カップのサイズや硬さが合っていないケースも中にはあります。

色々な対処法を試した上で、今使っている月経カップが合わないという結論になった場合は違うサイズや硬さのものを買い直すのも選択肢です。

ただし、月経カップは柔らかいほど中で開かせるのが難しくなる点にも注意しましょう。

敢えて経血をキレイにしすぎない

・ 滑りやすいほうがいいと思うので、あまりビデやペーパーできれいにし過ぎないほうがいいかも。経血のヌメリで入れます。(兵庫県・40代・女性)

経血を捨てて入れ直すときはトイレットペーパーなどである程度きれいにしますが、敢えて経血のぬめりを残しておくと入れ直すときに入れやすくなります

その他

・ タンポンなどで練習すると月経カップに対する不安が無くなりスムーズにできると思います。(愛知県・20代・女性)

・ リラックスする、カップを温める(長野県・30代・女性)

・ 小さくてもいいので鏡を前に置き位置を確認してる(兵庫県・30代・女性)

その他にも上記のような意見もありました。

タンポンであらかじめ練習するという方法は、膣内に生理用品を入れる抵抗を小さくするという点では効果が期待できます。

また、カップが冷たいと体が異物感に反応して入れにくくなるケースもあるため、人肌程度に温めることも場合によっては効果が期待できます。

鏡を使って見ながら入れるという意見もありました。

取る時や中に入れた後に痛い場合は?

月経カップでは入れる時の他、取り出す時や中に入れた後に痛いと感じる人も少なくありません。

取り出す時の対処法としては、姿勢を変えながら取り出す、自分で押し出す感覚を心がける、ゆっくり時間をかけながら取り出すなどがあります。

また、中に入れた後に痛い場合は、入れる位置に注意、開脚スクワット運動などがあります。

取り出す時や中に入れた後に痛い場合の対処法などは以下の記事でもまとめているので合わせて参考にしてください。

月経カップが痛い|入れる時や取り出し時の対処法や入れた後お腹の違和感も

月経カップの外出先での使い方は?

月経カップの外出先での使い方も基本的な手順に準じたものになります。

外のトイレを利用し経血を捨て、トイレットペーパーなどで軽く拭いてから再度挿入もしくは交換用のカップを使います。

月経カップの外出先での交換やお手入れについては以下の記事で詳しくまとめているため、こちらも参考にしてください。

月経カップの外出先での交換やお手入れ|利用者の実際の意見や持ち運びについても

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この記事を書いた人

女性の生理や不調などについて記事にまとめています。

よろしければ参考にしてください。

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