生理中に体重が減るのは怖い病気?!考えらえるリスクと危険なサインは?

生理

生理中に体重が減るという経験はありませんか?

何もしていないのに体重が減る=何か怖い病気の可能性があるのではないか、と心配になる女性もいると思いますが、実際のところどうなのでしょうか。

今回は、生理中に体重が減る場合に考えられるリスクについて解説するとともに、産婦人科の先生に聞いた情報も共有したいと思います。

生理中に体重が減るのは普通なの?

結論から言うと、生理が始まってしばらくすると体重が減っていくのはおかしいことではありません。

その理由として、生理前にプロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンが大量に分泌され、女性の体は妊娠の準備に入ります。

体が妊娠準備に入ると、普段よりも栄養や水分を蓄えやすくなり、太りやすくなります。

そこで妊娠が成立しないと、黄体ホルモンの分泌が急激に減り、不要となった子宮内膜が剥がれ落ちて、月経となり対外へ排出されます。それが生理と呼ばれるものです。

そのため、生理が始まりしばらくすると体重が落ち始めるため、生理中でも後半あたりから体重が減少していく分には、体の仕組みとしてはなんら問題はありません。

生理前後で体重が増減する場合、多くの女性の平均は1kg~3㎏程度です。

この程度の増減であれば、あまり心配することはありませんが、生理になり3kg以上の体重減少があると、それはホルモンだけの影響ではない可能性も考えられますので、注意が必要です。

生理中に体重が減る際に考えられるリスク

生理中に体重が減少するのはある程度であれば問題ありませんが、中には体重が減少することで考えられる病気の可能性もあります。

体重が減ることで考えられる疾患をリストアップしてみましたので、思い当たる症状がないかチェックしてみてください。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

甲状腺の機能が過剰になる疾患で、女性に発症することが多い病気です。

体が常にジョギングしているような状態になりますので、何もしていない状態でも脈拍が速くなり、汗が出たり、異様に暑くなったり、普段よりも疲れやすくなります。

新陳代謝が活発になるため、何もしていなくても体重が落ちていく傾向にありますので、生理が終わっても体重減少が続いたり、体重減少以外に以下のような症状が見られたら、病院を受診してみてください。

  • 体重が減る
  • 脈拍が早く動機、息切れがする
  • 汗をかく
  • 微熱が続く
  • 甲状腺(首あたり)が腫れたようになる
  • 眼球が飛び出して見える

糖尿病

糖尿病にかかると、血糖値が高い状態が継続しますが、血糖値が高い状態が続くと徐々にインスリンというホルモンが出にくくなり、食事から摂った糖分をエネルギーとして利用できなくなります。

そのため、体に蓄えられている脂肪からエネルギーを得るため痩せてしまう傾向にあります。

糖尿病にかかると、ひどい人で1か月に10Kgも痩せてしまう人もいると言いますので、短期間で体重が減少する場合、糖尿病の疑いもあります。

潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜がただれ炎症を起こす疾患で、下痢をともなう血便が主な症状です。

重症化すると下痢が長期間継続するため、体重が減少することがあります。

生理中に関係なく下痢や血便が続いたり、体重が落ちてきている場合は、要注意です。

胃がん

胃がんの場合、初期症状はほとんどありませんので、自覚がある人は少ないかと思います。

進行してくると、胃痛、胸やけ、嘔吐、吐血などの症状が現れ始め、それに伴い体重が減少することがあります。

がんになった部位別に比較すると、胃がんは男女ともに第2位となっています。

気になる症状がある人は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

大腸がん

大腸がん検診や血便などが現れている場合は初期でも発見可能ですが、それ以外となるとなかなか初期段階での発見は難しいと言われています。

進行してくると、便秘や下痢、腹痛といった便通に障害が起こり、その結果食欲不振に繋がり体重が減少する可能性があります。

生理中に体重が減る場合の危険サイン

基本的に、生理後半から生理後にかけて体重が減っていくのは女性のからだの仕組みとして不思議なことでありません。

注意する危険サインとして以下のようなことがありますので、心当たりのある場合は、何かしらの病気を疑って医療機関を受診することをお勧めします。

  • 生理が終わってしばらくしても体重の減少が続く
  • 比較的体重の増えやすい生理前でも体重が減っていく
  • 体重減少以外にも気になる症状がみられる

産婦人科の先生いわく、もともと生理不順だったり、月経過多だったり、月経困難症(PMS)の症状が重かったりと、何かと月経でトラブルが起こっている女性は日々の異変に気が付きにくいことも考えられるとのことです。

やはり危険なサインを見逃さないためにも、自身の体調チェックはこまめに行い、いつもと何かおかしい症状がある場合は、早めに医師に相談することが大切です。

月経トラブルを改善するためには低用量ピルを使用することが多いですが、あまりにもトラブルが多く、日比の体調の変化に気が付きにくいと不安になっている人は、ピルを服用し月経を管理するのも1つの方法です。

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低用量ピルは、医師の処方でないと手に入らないというデメリットもありますが、処方してもらうことで、定期的に医師に診察してもらえるというメリットもあります。

特に女性特有の子宮関連の疾患は定期の健康診断だけでは見つけにくい場合もありますので、早期発見のためにも定期的な検診はお勧めです。

生理中に体重が減ることも過度な心配は不要

生理のたびに体重が1kg~3kg程度増減することは、あまり過度に心配する必要はありません。

全て女性ホルモンの影響ということが分かっていますので、生理後の体重が減りやすい期間を利用してダイエットをしてみるものお勧めです。

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危険ポイントは、生理と関係なく体重が減ったり、体重減少以外にも普段とは違う症状が合わられている場合です。

日ごろの体調の変化を見逃さないためにも、自身の健康管理だけでなく、定期的な検診などもきちんと行うようにしましょう。

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