マットレスの血の落とし方は?重曹やオキシクリーンでの取り方、時間が経った場合など

生理

生理のときに、経血漏れをしてしまってベッドのマットレスを汚してしまった経験はありませんか?

マットレスだけでなく、椅子やソファー、車のシートでこれらの失敗をした人もいるのではないでしょうか。

今回はなかなか簡単には洗えないものを、経血で汚してしまった場合の対処法や、裏技を伝授したいと思います。

知っておけばいざというときに役立ちますので、チェックしておきましょう。

マットレスを血で汚してしまった場合の落とし方

いくつか方法をピックアップしてみました。

重曹で染み抜き

油汚れを分解して落とすのが得意な重曹ですが、こちらを使用すれば経血汚れも普通の洗剤より落ちやすいです。

まずは、重曹と水を2:1の割合で混ぜ、ペースト状にしたものを血液で汚れた部分に塗ります。

30分程度放置して、汚れ部分をブラシで落としたあと、水を吸わせたスポンジで汚れ部分を叩いて落とします。

あとはマットレスをドライヤーなどでしっかり乾かせばOKです。

非常に簡単ですが、重曹を使った染み抜きは、経血漏れしてからあまり時間が経過してないことがポイントです。

何日も経ってカチカチに乾いてしまった経血は非常に落ちにくくなりますので、汚してしまったことに気がついた時点で、なるべく早く対処することが大切になります。

リンサークリーナーを使用する

リンサーとは、ソファーやカーペット、マットレスなどの布製品を洗浄するときに使用する機械で、洗浄剤を吹き付けながら、同時にバキューム機能を使って洗浄剤と汚れを吸い取る機械のことです。

ほとんど業務用で、車内の洗浄などのよく使用されますが、近年一般家庭用にも10,000円~20,000円ほどで販売しているメーカーがあります。

リンサーのメリットは、なかなか洗えないマットレスや車のシート、ソファーなどの布製品に使用できることと、水と汚れを一緒に吸い取ってくれるという点です。

1台持っておけば、様々な用途で使用できるのできっと重宝すると思います。

血液洗浄クリーナーを使用する

血液洗浄クリーナーという、血液を落とす専用のクリーナーが販売されています。

汚れてしまった箇所に血液洗浄クリーナーを吹き掛けて叩くことで、血液の汚れも比較的落ちやすいです。

消防署や医療機関でも使用されている商品もありますので、経血漏れが頻繁にある人は一本持っておいても良いかもしれませんね。

クリーニングに出す

汚れてしまったマットレスやカーペットなどは、クリーニングに出すこともできます。

どうしても落ちない場合はプロに頼むのも1つの手ですが、通常の衣類などのクリーニングに比べて高値になってしまうことと、マットレスの種類によってはクリーニングができない場合もあります。

そして、毎月のように経血漏れを繰り返している場合、毎月クリーニングに出すというのは現実的ではありません。

また、日にちが経過してしまった経血汚れは、プロでもなかなか落とせないこともあります。

経血汚れは、とにかくスピード重視ということが言えますね。

オキシクリーンも選択肢の一つ

オキシクリーンは酸素系漂白剤に分類され血液に対しても一定の効果が期待できます。

血液の汚れを落としたい時はこちらも選択の一つと言えます。ただし、マットレスに対してはオキシクリーンの効果を発揮しやすいつけ置きが難しいため、十分な効果を引き出せない可能性もあるため、まずは他の方法で血液を落とすのを試してみるのが良いでしょう。

つけ置きではない方法でオキシクリーンを利用する場合は40℃程度のお湯で濡らしオキシクリーンをつけて軽く叩く感じで使うのが良いでしょう。

オキシクリーンの使用については以下の記事も参考にしてみてください。

オキシクリーンは血液を落とせる?落とし方のポイントやお湯の温度など

時間が経った場合は

マットレスに血がついて時間が経った場合はなかなか落とすのが難しくなります。

重曹はあまり効果が期待できず、オキシクリーンでもつけ置きが難しいため効果が発揮しにくくなります。

リンサークリーナーやクリーニングに出すなどはある程度効果が期待できますが、やや値段がかかるため注意が必要です。

いずれにしても時間がたった場合は対処が難しくなってくるため、なるべくスピード勝負で対処するように心がけるのが良いでしょう。

マットレスを血で汚してしまった経験は?

実際に経血漏れを経験したことがある女性も少なくないと思います。

経血漏れを経験した人たちの中には、以下のような意見があります。

  • 着ている服が血で汚れていることに指摘されるまで気がつかなかった
  • 職場の椅子を血まみれにしてしまった
  • 寝ている時に漏れてしまってベッドのマットレスを血で汚してしまった
  • 友人の家のソファーを経血で汚してしまった

このように、多くの女性が生理で悩まされていて、どれも「あるある!」と納得できるのではないでしょうか。

そんな生理の悩みの1つでもある経血漏れについてですが、なかなか洗えないようなマットレスなどを汚してしまった場合は前述のような落とし方を試してみてください。

マットレスを血で汚さないためには?

マットレスが経血で汚れてしまうと、後が大変ですので、なるべくなら汚さないように事前の対策をしておきたいものです。

そこで、経血漏れでマットレスなどを汚さないための対策についてお教えします。

防水シーツを敷く

防水シーツを敷いておけば、万が一経血漏れで汚れても心配ありません。

防水シーツ自体は、防水加工もしてありますので、経血汚れも簡単に落とすことができます。

車内でも自宅のソファーでも、自分1人だけであれば、お尻の下に一枚敷いておくことで経血漏れの心配はなくなりますが、会社など人の目があるところでは使用しにくいといったデメリットもあります。

ショーツ型ナプキンを使用してみる

ショーツ型ナプキンというのは、簡単に言えばオムツのように履くタイプのナプキンです。

通常のナプキンより、覆っている面積が大きいため、経血漏れの心配も少なくなります。

少しゴワゴワ感はあると思いますが、寝ている間など知らないうちに寝返りをうってしまって、横から経血が漏れてしまうということもあると思いますが、ショーツ型ナプキンであればその問題も解決できます

デメリットとしては、どうしてもゴワゴワ感があるので外出時に使用するのは難しいかもしれません。

低用量ピルで経血量を減らす

低用量ピルを日頃から服用することで、経血量を圧倒的に少なくすることができます。

低用量ピルの効果の1つとして、子宮内膜が薄くなるということがあり、その結果経血量が少なくなるのです。

数ヶ月程度低用量ピルを飲み続けることで、経血量が減る作用も期待できるため月経過多で悩んでいる人にはピルもお勧めです。

生理中は守るべきマナー等にも注意

マットレスに経血がついてしまうことは女性であればさほど珍しい経験ではありません。汚れの落とし方もいくつかあるため試してみましょう。

ただし、外泊をする際の宿泊先などでは経血で汚すのはなるべく避けたいところです。あらかじめ予防策を実施し、極力汚してしまうことは防ぐようにするのがマナーと言えるでしょう。

また、その他にも生理中はマナーと言えるものがいくつかあります。例として生理中の銭湯や温泉などはまずはルールを確認し、禁止されていない場合でもタンポンなどを利用する、浴槽は利用せずシャワーだけの利用に留めるなどです。

これらに関しては以下の記事でもまとめているため参考にしてみてください。

生理中の銭湯はシャワーだけでもダメ?マナーやルールについて

 

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