今回は布ナプキン用ショーツについてどの程度の人が利用しているかや、メリットやデメリットなどを確認していきます。
実際に布ナプキン用ショーツのユーザーの意見などを参考にしてみてください。
布ナプキン用ショーツの特徴と実際に使っている人の割合
布ナプキン用ショーツは布ナプキンを使用することを前提として作られているショーツであり、普通のショーツよりも機能的に布ナプキンが使いやすくなっています。
布ナプキンを利用する人では実際に利用する人も少なくありません。
実際に布ナプキンユーザーの利用者20人に対するアンケートでは、35%の人が布ナプキン用ショーツを「使っている」という結果でした。
このように布ナプキン用ショーツは布ナプキンユーザーの一定数において利用されていますが、メリットやデメリット、良い点・悪い点がそれぞれあります。
それらについても確認していきます。
布ナプキン用ショーツの主なメリット
通気性が良い
・ 通気性が良くて、夏でも蒸れにくい点 (24歳・女性)
・ 通気性がよく肌に優しい点です。オーガニックコットンのものもあるのでアトピーなどの方や夏にかぶれがちな方にも使いやすく快適に過ごせます。 (33歳・女性)
布ナプキン用ショーツの特徴として通気性が考慮されている製品が多くあります。
生理時の利用を想定しているため、蒸れを防ぎたい場合などはむいているショーツと言えます。
かぶれにくい
・ 肌が弱いが、かぶれずに過ごせるところ (29歳・女性)
・ 私にとっては清潔で肌触りが良く使いやすかった。 (49歳・女性)
布ナプキン用ショーツはかぶれが心配という声もありますが、実際にはかぶれにくいよう工夫しているものが多く見られます。
その理由として、布ナプキンを使う人には紙ナプキンでかぶれた経験がある人などが多く、布ナプキン専用のショーツではその点を考慮しているケースが多いためです。
布ナプキン用ショーツを利用したことがない人の中では、布ナプキン用ショーツで肌がかぶれる点を心配している声も聞かれますが、実際にかぶれた経験があるかを布ナプキン用ショーツを使った経験がある人10人に対してアンケートを取った結果は以下のとおりです。
かぶれた経験がある人は10%のみであり、ほとんどの人はかぶれることは経験していないという結果となりました。
この結果らから、布ナプキン用ショーツではかぶれるかという点についてはあまり心配がいらないと言えそうです。
その他:機能面が優れている
・ 締め付けが少ない点と布ナプキンを止めておけるようにクロッチ部分が2重になっているのでズレにくい点です。 (38歳・女性)
・ 汚れが付いてもすぐ落ちやすい。 (32歳・女性)
・ 防水布が付いてなくてガサガサいわないし、履き心地が良い。 (53歳・女性)
その他にもメリットと言える点として、布ナプキン専用のしょーつであるため、布ナプキンがずれにくい工夫をしているものも多いです。
実際に布ナプキンのデメリットの一つにずれる点が心配という点があり、布ナプキンがずれた経験があるかアンケートを取った結果では50%の人が「ある」という回答でした。
実際のユーザーによる布ナプキンがずれることを防ぐ対処法として、羽根つきのナプキンを選ぶ、ショーツのサイズに注意するなどが挙げられていますが、布ナプキン用ショーツを使うことも最も確実性が高い方法の一つです。
その他のメリットとして、汚れることが多い生理用のショーツであるため、汚れが落ちやすい素材となっていることも多いです。
また、近年では履き心地が良いものも多く登場しており、この点もメリットの一つと言えます。
布ナプキン用ショーツの主なデメリット
洗濯が手間
・ 洗うのが面倒くさい。出先で捨てることも出来ない。 (42歳・女性)
・ 自宅に帰って洗ったりするのが少し手間になります (28歳・女性)
布ナプキン用ショーツの最も大きいデメリットは洗濯の手間と言えます。
やや厚手になっているものも多く、経血が付くこともあるため洗濯には手間がかかるケースも多くあります。
この点は布ナプキン用ショーツを使う上ではやむをえない点と言えるでしょう。
対処法としては、もともと布ナプキン自体が経血等の汚れを落とす必要があるため、汚れが目立つ場合は布ナプキンと一緒につけ置きなどをするのも良いでしょう。
布ナプキン用ショーツの素材にも注意する必要がありますが、一般的にはつけ置きなどは可能性が製品が多いです。
つけ置きの注意点として容器と洗剤の準備とつけ置きする時間があります。以下の記事でまとめているため併せて参考にしてください。
布ナプキンのつけ置きは容器と洗剤、時間に注意|ホーローが良い?
種類が多くない
・ 色やサイズのラインナップが少ない点 (24歳・女性)
・ デザインがダサいものが多い。汚れて時間がたってしまうとなかなか落ちない。 (38歳・女性)
布ナプキン用ショーツはやはり使用する場面が限定されていることもあり、一般のものと比べると種類が多くありません。
ただし、近年は布ナプキンの普及に伴い、布ナプキン用ショーツの種類も増えているため、徐々に改善されているデメリットとも言えます。
その他
・ 布ナプキンを固定する部分の劣化や、洗濯の取り扱いが繊細なことが多い点です。手洗いが面倒という方にはあまり向いていないかもしれません。 (33歳・女性)
・ 使う人の体型とショーツの相性によると思いますが、少しフィット感が悪かったです。 (49歳・女性)
・ ゆったりした作りのものが多い印象なので、ズレてないか心配になる点です。 (38歳・女性)
その他にも、布ナプキンを固定する部分が劣化しやすいことがあったり、人によってはフィット感が悪いと感じるケースもあるようです。
また、布ナプキン用ショーツを使っても絶対にずれないわけではなく、ずれの心配はゼロにはならない点を挙げる人も見られました。
このように布ナプキン用ショーツにもメリット・デメリットがそれぞれあります。
向いている人・向いていない人を選ぶ製品であるため、布ナプキン用ショーツの特徴をしっかり理解した上で選ぶようにしましょう。
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